曲の背景

今練習中のベートーヴェンのピアノ曲と、前回北九州交響楽団で演奏したベートーヴェン交響曲の、雰囲気がどこか似ているなと思っていました。調べてみると、「ヤッパリ!!」作曲された年がほぼ同じでした!

私はそんなに知識が豊富な方ではありませんが、曲の背景を調べてみると何かと発見があり面白いです。その曲がどんな心境の時に作曲されたか。習作として書いた曲、失恋した時に作曲した曲や、絶好調の時の曲、病に伏している時の曲など。作曲者の自伝の様です。また、産業革命の時代、楽器のモデルチェンジという事情も関わっていたりします。ピアノの鍵盤を打鍵して鍵盤がもとに戻ってくるスピードが早い、新しいピアノを作曲者が手に入れた時、その性能を確かめるように、音の連打が多い曲を作ってます。(リストの有名なラ・カンパネラやベートーヴェンのワルトシュタインなど)